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20130123 信濃毎日新聞

20130119 BS朝日

20121228 長野朝日放送

20120817 東京中日スポーツ

20120528 長野日報

20120518 信濃毎日新聞

20120509 長野日報 

20110911 信濃毎日新聞

20110627 信濃毎日新聞

20110621 信濃毎日新聞

201106 山と渓谷

20101208 信濃毎日新聞

20101207 信濃毎日新聞

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20130526 苔の森開き


・佐久穂町観光協会公式ホームページ

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20130420 長野日報

茅野、佐久穂、小海の行政と山岳関係者 北八ケ岳ブランド発信
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20130406 BS日テレ
中川翔子のマニアまにある
http://www.bs4.jp/manimani/
2013年4月6日放送

今回のマニア様…コケ女「吉澤かおり」

もともと登山好きだったが
北八ヶ岳に登った際に苔と運命的な出会いをした吉澤さん。
それから苔にどっぶりハマり
いまでは月に2回は山登りをかねて苔散策に行くマニアぶり。
苔の探し方、観察の仕方、愛し方など
ミクロな世界のミクロなこだわりを
中川翔子に披露するマニアな30分!
これを見ればきっとあなたも苔の世界にハマるはず!
【クリックすると大きく見られます】

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20130129 長野日報

http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=27505

北八ケ岳に貴重な「コケの森」 図鑑役立てて

 北八ケ岳の白駒池周辺の原生林に生えるコケの魅力を発信しようと取り組む「北八ケ岳苔の会」(山浦清会長)は、一帯のコケについてまとめた「北八ケ岳コケ図鑑」を作った。これまで国内のコケ全体の図鑑はあったが、特定の地域のコケを取り上げた図鑑類は初めてという。貴重な「コケの森」の観察に活用してもらう考えだ。

 同会によると、八ケ岳では485種類のコケが見られ、国内で確認されたコケの4分の1に上る。うち白駒池周辺では約300種類が生え、「コメツガやシラビソなど亜高山性針葉樹林に覆われ、コケ植物の旺盛な生育が見られる。その景観は規模、美しさの点で優れる」として、2008年に日本蘚苔類学会の「日本の貴重なコケの森」に選定された。

 同会はこれを機に、新たな観光資源として着目し、その保護と利用に取り組んでいこうと一帯の茅野市、南佐久郡佐久穂町、小海町の山小屋4軒などで10年に発足した。パンフレットや散策マップを作ったり、「苔の森開き」や「森フェスティバル」、6~10月の毎月1回観察会を開いたりしている。

 図鑑はB6判で71ページ。国立科学博物館植物研究部グループ長で日本蘚苔類学会前会長の樋口正信さんが執筆、写真も撮った。セイタカスギゴケやミヤマクサゴケなど代表的な66種類を収録し、コケが生える「樹幹」「岩」「倒木」「地面」など観察ポイント別に名前や特徴を解説。それぞれ群落や個体など三つの写真を載せている。

 山浦会長(59)は「北八ケ岳は変化に富んだ地形でいろいろなコケが見られる」と説明。「以前は風景としてコケを見に来る人が多かったが、最近はコケそのものに着目する人が増えてきた。どれも登山道から見られるもの。この図鑑を手に訪れてほしい」と話していた。

 県の地域発元気づくり支援金を受けて2000部作成。茅野市など3市町に計450部寄贈したほか、観察会の参加者にテキストとして無料配布する。28日には山浦会長らメンバー3人が茅野市役所を訪れ、市と市教育委員会に150部贈った。
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20130129 信濃毎日新聞

(画面をクリックすると大きく見られます)

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20130129 NHKニュース

北八ヶ岳一帯に自生するコケをまとめた図鑑がこのほど完成し、28日、地元の茅野市に贈られました。
28日は、図鑑を制作した地元の山小屋の関係者で作る「北八ヶ岳苔の会」のメンバーが茅野市役所を訪れて、図鑑150冊を寄贈しました。
北八ヶ岳一帯では、日本に自生する1800種類のコケのうち485種類のコケが見つかっていて、学会から「日本の貴重なコケの森」として認定されています。
完成した「北八ヶ岳コケ図鑑」は、全部で71ページあり、代表的なコケ66種類について、写真とともに大きさや特徴、主な生育地などが掲載されています。
会では、県の支援を受けて、この図鑑を2000冊作り、茅野市のほか、佐久穂町や小海町にも贈りました。
最近は、癒やしを与えてくれるとして、女性を中心にコケの人気が高まっているということで、「北八ヶ岳苔の会」の山浦清会長は「この図鑑を通じて、多くの人に詳しいコケの生態を知ってほしい」と話していました。

01月28日 19時46分


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20130123 信濃毎日新聞



コケの魅力知って 図鑑製作 「北八ケ岳苔の会」68種掲載


南佐久郡の佐久穂町と小海町、茅野市にまたがる北八ケ岳一帯に自生しているコケの魅力を紹介している「北八ケ岳苔(こけ)の会」は、一帯のコケの中で代表的な68種を載せた「北八ケ岳コケ図鑑」=写真=を作った。1種につき写真を3枚使うなど種類を判別しやすいよう工夫。非売品で、同会が5月から開くコケ観察会の参加者に配る。

 「ポケットに入れやすいように」とB6判。71ページで全てカラー印刷した。「樹幹」「倒木」など5種類の生育場所ごとに紹介している。1種につき、繁殖しているそのままの状態、ルーペで見る個体、実物大の3種類の写真を掲載。日本蘚苔(せんたい)類学会前会長で苔の会顧問の樋口正信さん=茨城県つくば市=を中心に、昨年4月から月数回写真を撮影してきた。

 それぞれの種の特徴、見分ける方法、一帯でコケが多く繁殖する場所を記した地図も掲載。同会の山浦清会長(59)=佐久穂町=は「コケは観察の仕方によって見え方がまるで違う。写真を多用して理解を深めてほしい」と話す。

 県の地域発元気づくり支援金を使い2千冊製作した。5月26日に行う「苔の森開き」などで観察会を計画しており、図鑑は参加者に配布する予定だ。

 また、計400冊を3市町に寄贈。22日に受け取った佐久穂町は「小中学校などで教材として使ってもらう」とした。


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20121228 長野朝日放送、20130119 BS朝日

テレビ放映のお知らせ:

「北八ヶ岳苔の会」の活動の一部が、
長野朝日放送で、2012年12月28日(金)20;00~20:54 に放送されました。
BS朝日で、2013年1月19日(土)20:00~20:54 「八ヶ岳~母なる峰と神秘の森」
の中の前半部分で、全国放映されます。

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20120817 東京中日スポーツ





































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20120528 信濃毎日新聞



北八ケ岳で初の「苔の森開き」 485種類、コケの宝庫


 南佐久郡佐久穂町と小海町境の白駒池(標高2115メートル)周辺に広がるコメツガやシラビソの原生林で27日、全国でも珍しい「苔(こけ)の森開き」があった。地元住民らでつくる「北八ケ岳苔の会」(山浦清会長)が、各地の「山開き」に倣い初めて企画。参加者は遊歩道を歩きながら、太古の森に迷い込んだかのような緑の光景を楽しんだ。

 同会によると、北八ケ岳の原生林には、国内約1800種のうち485種類のコケが確認されている。この日は約1時間、木道が整備されている白駒池の周辺を散策。会員の説明を聞きながら、遊歩道の脇にあるコケをルーペで観察したり、傷つけないようにそっと触れたりした。「こんなに多くの種類のコケがあるとは知らなかった」と、東御市滋野の吉原吉江さん(71)。

 例年の観察会よりも多い約50人が参加。同会は、雪が解けて「シーズン入り」するこの時期に「森開き」と銘打って開くことで一帯への関心を高めてもらい、PRや保護への理解につなげたい考えだ。

木に付いたコケを観察したり、そっと触れたりする参加者=27日、北八ケ岳の白駒池近く

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20120528 長野日報




地域 : コケの自生地PR 白駒池周辺で初「森開き」

 北八ケ岳の原生林に自生するコケの魅力を発信しようと取り組む「北八ケ岳苔(こけ)の会」は27日、白駒池周辺で「苔の森開き」を行った。諏訪地方をはじめ県内外から約60人が参加。シーズン中の安全を祈願し、会員の案内で代表的なコケを観察した。

 同会は、茅野市と南佐久郡佐久穂町、同郡小海町の山小屋4軒などで2010年6月に発足。日本蘚苔(せんたい)類学会から「日本の貴重なコケの森」に認定された白駒池周辺の環境を保全し、自生するコケの魅力を広く伝えようと、観察会などを開いている。

 森開きは、苔の森のPRを目的に初めて開催。佐久穂町の白駒池駐車場前で神事を行い、代表が玉ぐしを捧げた。同会の山浦清会長はあいさつで、「コケの自生地は守らなければ壊れてしまう。コケの森が貴重なものであることを再認識してほしい」と呼び掛けた。

 引き続き観察会を開いた。3班に分かれて白駒池周辺を歩き、イワダレゴケやミヤマクサゴケ、セイタカスギゴケなど代表的な15種類のコケを見て回り、会員がそれぞれの特徴とともに、「日当たりの良い岩の上に群落をつくる」など観察のポイントも教えた。

 参加者は会員の説明に聞き入り、ルーペなどを使って熱心に観察していた。松本市波田から参加した深沢和子さん(62)は「コケを観察するのは初めてなので、見ること聞くことすべてが新鮮でした」と感激していた。


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20120518 信濃毎日新聞


北八ケ岳「苔の森開き」27日 苔の会が安全祈願と観察会

北八ケ岳の原生林に数多くのコケが自生していることを知ってもらおうと、周辺の山小屋などでつくる「北八ケ岳苔(こけ)の会」は27日、南佐久郡佐久穂町や同郡小海町にまたがる白駒池周辺で「苔の森開き」を行う。各地で行われている山開きからヒントを得て、初めて実施。同会会員が、代表的なコケを説明する観察会も開く。

 同会によると、北八ケ岳には国内約1800種のうち485種類のコケが確認されている。2008年、日本蘚苔(せんたい)学会が「日本の貴重なコケの森」に認定。北八ケ岳苔の会は2010年6月からコケのPR活動などに取り組んでおり、これまで北八ケ岳に自生する代表的なコケを掲載したパンフレットやイメージキャラクター「コケ丸」のグッズを製作した。

 苔の会の山浦清会長(58)は「ことしは今回を含め6回のコケ観察会を予定しており、安全に観察できるよう苔の森開きで祈願したい」と話す。

 当日は午前10時から白駒池駐車場で神事を行う。その後、約1時間半のコケの観察会(無料)がある。ルーペ持参。

(提供:信濃毎日新聞)

485種類のコケが確認されている北八ケ岳の白駒池周辺

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20120509 長野日報


北八ケ岳「苔の森」全国へPR


 北八ケ岳の白駒池周辺の原生林に生えるコケの魅力を発信しようと取り組む「北八ケ岳苔の会」は27日、「苔の森開き」を白駒池有料駐車場前で開く。雪が解け、コケが見頃を迎える時期に合わせ、「苔の森」をPRする目的で初めて行う。シーズン中の安全を祈願する神事を行った後、同会メンバーの案内で観察会を開く。

 同会は、白駒池周辺が2008年8月に日本蘚苔類学会の「日本の貴重なコケの森」に選定されことを受け、一帯の茅野市、南佐久郡佐久穂町、小海町の山小屋4軒などで10年6月に発足した。貴重な森の価値を再認識し、観察会を開いたり、散策マップやパンフレットを作ってPRに取り組んでいる。同会によると、八ケ岳には485種類のコケが自生。国内で確認されたコケの4分の1に上るという。

 一帯では3市町の観光協会でつくる協議会が毎年4月に開く国道299号(通称メルヘン街道)の開通式が観光シーズンの幕開けを告げる恒例行事となっているが、「コケにこだわりたい」(同会)と独自の森開きを計画。「地元をはじめ、全国の人たちに苔の森をPRしていきたい」としている。

 森開きは午前10時に開会し、神事に続いて観察会を行う。参加無料。できれば長靴で、雨具、デジタルカメラ、虫眼鏡、ルーペ、筆記用具など持参。標高2000メートルを超える山岳地帯のため寒さ対策が必要としている。解散は正午の予定。

 9月には昨年に続き2回目となる「北八ケ岳森フェスティバル」も開催する。今年は白駒池近くの白駒荘を主会場に観察会や、コケと水をテーマにした講演会やシンポジウムを行う予定という。このほか、6、7、8、10月に観察会を開く。

 森開きの問い合わせは青苔荘(電話090・1423・2725)へ。
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20110911 信濃毎日新聞

一面のコケ、魅力に触れる 北八ケ岳で「森フェス」09月11日(日)

森を散策し、一面に広がるコケを観察する参加者たち

 北八ケ岳の麦草峠、白駒池周辺を会場に10日、「北八ケ岳森フェスティバル」が開かれた。原生林に群生するコケの魅力に触れてもらおうと、近くの山小屋などでつくる「北八ケ岳苔(こけ)の会」が初めて企画。県内をはじめ、関東や中部地方から訪れた20~70代の約30人がコケの生態を学びながら散策を楽しんだ。

 茅野市・南佐久郡佐久穂町境にある麦草峠近くの「麦草ヒュッテ」を主会場に開催。日本蘚苔(せんたい)類学会の樋口正信会長(56)が、じゅうたんのように群生するセイタカスギゴケなど自生するコケを丁寧に説明した。参加者はルーペなどで熱心に観察し、横浜市の会社員吉沢かおりさん(34)は「種類によって色や形、生態が異なるコケの魅力をたくさん発見できました」。

 同会によると、八ケ岳には日本で確認されているコケ約1800種類のうち4分の1が自生。2008年には、白駒池周辺の群生地が日本蘚苔類学会の「日本の貴重なコケの森」に認定されている。


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20110627 信濃毎日新聞


原生林のコケ 多様さ魅力 北八ケ岳で苔の会 初の観察会に50人06月27日(月)

ルーペを使い、じっくりとコケを観察する観察会参加者

 北八ケ岳の白駒池周辺の山小屋などでつくる「北八ケ岳苔(こけ)の会」(山浦清会長)は25、26日、コケの観察会を開いた。県内外から訪れたコケの愛好家や苔の会の会員ら約50人が、研究者の話を聞きながら、南佐久郡佐久穂町、小海町、茅野市にまたがる原生林に群生する多様なコケを楽しんだ。

 白駒池周辺は日本全体のコケ約1800種のうち4分の1が見られる。参加者はムツデチョウチンゴケなど初心者でも探しやすいコケを中心に、ルーペでのぞき込んだり、カメラで撮影したりしながら熱心に観察した。

 コケに興味があって参加した東京都葛飾区の会社員緑川裕子さん(37)は「名前が分かると楽しい。コケはかわいいですね」。同僚の矢沢紀美代さん(41)=さいたま市=は「よく見るとそれぞれのコケに個性がある。数種類を見分けられるようになりました」と満足そうだった。

 講師を務めた日本蘚苔(せんたい)類学会の樋口正信会長(国立科学博物館植物研究部)は「針葉樹林の林床を覆い尽くすコケの美しさ、規模は日本有数。まず存在を知ってもらい、大切にして残すことを考えてほしい」と話していた。

 白駒池周辺のコケの群生地は2008年、同学会の「日本の貴重なコケの森」に選定された。苔の会は選定を機に発足。観察会はコケの魅力を発信しながら環境保護も訴える目的で初めて開いた。10月22、23日にも2回目の観察会を予定している。


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20110621 信濃毎日新聞


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201106 山と渓谷 2011.6、116~119ページ

癒しの森にようこそ 樋口正信=監修・写真

北八ヶ岳の白駒池周辺には、豊かなコケの森が広がっています。
コケが美しいこれからの時期、
コケをテーマにした登山はいかがでしょう。


【原文: 山と渓谷 2011.6、116~119ページ、坂元彩=構成・文 松本隆志=イララストレーション 北ハヶ岳苔の会=協力】

【樋口正信: ひぐち・まさのぶ。国立科学博物館植物研究部所属。専門は植物系統分類学(コケ植物)。北大WV部出身。調査で国内外の山に登り、最高標高到達点はナンガパルバット・マゼノ峠の5370メートル(コケはなかった)。日本蘇苔類学会会長。「北八ヶ岳苔の会」の顧問を務める。】

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 いま、八ケ岳全域で確認されているコケは約500種。日本全体では約1700種のコケがあるといわれているから、その割合には驚くばかり。
そんなコケパラダイス八ヶ岳のなかでも、今回紹介する白駒池周辺は、針葉樹の原生林といった自然豊かな生育環境ともあいまって、大量のコケが育ち、みごとな景観をつくり出している。
の美しさは、日本蘇苔類学会により「日本の貴重なコケの森」に認定されたほどだ。

 そんな環境を守ろうと、昨年、地元の山小屋を中心に「北八ヶ岳苔の会」が発足。
周辺の10ヶ所の森に、それぞれの特徴に合わせた名前をつけている。
それらの森に生育するコケのうち、左ページで紹介しているものは群生しており、コケビギナーでも比較的見つけや
すいものばかり。
どこの森でどんなコケが見られるか、実際に自分の目で確認しながら歩いてみてはいかがだろう。
昔からコケが大好きな日本人。花や紅葉とはまた違った、しっとりとした感動がわき上がってくるはず。

【⇒以下、コチラへ】


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20101208 信濃毎日新聞


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20101207 信濃毎日新聞




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白駒池周辺のコケ観光資源に 山小屋などが「苔の会」

 北八ケ岳の原生林にじゅうたんのように広がるコケの魅力を広く伝えようと、白駒池や麦草峠近くの山小屋4軒などが「北八ケ岳苔(こけ)の会」(山浦清会長)を結成した。茅野市と南佐久郡佐久穂町、小海町にまたがる一帯が2008年に日本蘚苔(せんたい)類学会から「日本の貴重なコケの森」に認定されたのがきっかけ。密生地を紹介する地図作りを始めており、来年度はコケの観察会やイベントを開く考えだ。
 同学会は、こけむす美しい景観を守ろうと「貴重なコケの森」を選んでいる。これまで全国11カ所を選ん・・・    [記事全文]

2010/12/07【信濃毎日新聞】


信州山小屋ネット
白駒池周辺のコケ観光資源に 山小屋などが「苔の会」
10年12月 7日(火)掲載
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 北八ケ岳の原生林にじゅうたんのように広がるコケの魅力を広く伝えようと、白駒池や麦草峠近くの山小屋4軒などが「北八ケ岳苔(こけ)の会」(山浦清会長)を結成した。茅野市と南佐久郡佐久穂町、小海町にまたがる一帯が2008年に日本蘚苔(せんたい)類学会から「日本の貴重なコケの森」に認定されたのがきっかけ。密生地を紹介する地図作りを始めており、来年度はコケの観察会やイベントを開く考えだ。

 同学会は、こけむす美しい景観を守ろうと「貴重なコケの森」を選んでいる。これまで全国11カ所を選んだが、樋口正信会長(国立科学博物館植物研究部)は白駒池周辺について「全国的にみても、これだけコケの景観が美しい場所はまれ」と話している。国道299号から徒歩5~10分でコケのある原生林が広がる立地も魅力という。

 「苔の会」は今年6月に結成。同会によると、「貴重なコケの森」の認定を受けて学会の専門家から説明を聞き、八ケ岳全域には500種類近くのさまざまなコケがあり、国内で確認された種類の4分の1が見られることを知って、価値を再認識したという。

 密生地の地図は、白駒池周辺と稜線近くの10カ所を「黒曜の森」「カモシカの森」「茶水の森」などと名付け、そこに自生するコケの種類や、見られる動植物などを示し、散策の参考にしてもらう。

 来年度は、専門家を招いたコケの観察会を6、10月に予定。5~10月は毎月、「今月のコケ」を決め、山歩きする人に探してもらう。写真に収めた人には山小屋宿泊費を割り引くなどの特典も考える。

 9月は麦草峠近くの麦草ヒュッテを主会場に森フェスティバルを開催。コケやシカの食害について専門家が講演し、森に似合うファッションなどを審査する「森ガールコンテスト」を行うなど硬軟織り交ぜた企画で、北八ケ岳の魅力をアピールする。

 同ヒュッテを営む島立正広さん(53)=茅野市=は「北八ケ岳の魅力をもっと伝え、コケ好きの人を増やしたい」と意欲を燃やしている。

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【写真説明】「日本の貴重なコケの森」に選ばれた白駒池周辺の原生林